サポート

使用に当たっての注意事項

注意事項

製品への荷重

製品に変形、変質をきたす荷重を加えないように保存、使用して下さい。
端子のフォーミング時には端子根元の固定をして下さい。
リード切断を行う場合やコネクタの抜き差しは、常温下で作業して下さい。

変質や汚れ、キズ

製品の酸化や腐食などによる変質・変色、汚れなどを防止するため、結露、水漏れ、腐食性ガス、潮風に注意して保管して下さい。(窒素流入型デシケータ内の保管を推奨)また、そのような変質しやすい環境下で使用しないで下さい。

ケース表面(特に受発光面)にキズや汚れがつかないように保存、使用して下さい。

振動、衝撃

保存、運搬、使用時での機械的振動、衝撃は製品の変形などの損傷、破損につながる場合があるので注意して下さい。

外乱光

直接外乱光が入らない場所で使用して下さい。

遮光物

遮光板などの遮光物を用いる場合には、遮光特性の優れた材質を使用して下さい。

洗浄

薬剤を使用した洗浄は避けて下さい。製品によっては特性を満足しなくなる場合があります。
必要な場合、エアブロー又はやわらかい布類等でふき取るか、予め弊社までご確認の上、作業を行って下さい。

静電気

製品によっては、人体に帯電する静電気、測定装置や周辺回路からのサージにより製品劣化や破壊につながる危険性があるため、作業者、作業台、測定装置、接続回路等でのアースは必ず取るようにして下さい。

半田付け

製品の半田付けについては、必ず実機にて確認の上ご利用ください。
また使用されるフラックスによってはパッケージクラック等の影響が発生する事がある為、外観、信頼性について十分ご確認ください。

半田付け条件については、各製品の「半田付け温度」をご参照ください。

定格・注意事項の順守

製品の使用にあたっては、仕様上の最大定格や注意事項を守ってご使用ください。その事項を超える仕様に起因する損害については、弊社では責任を負いかねます。また、本製品及び本製品を組み込む装置の運用を理由とする損失、逸失利益等の請求につきましては、いかなる請求も負いかねますので予めご了承下さい。

分解・パッケージ

製品を分解・開封する行為は、危険ですので絶対にしないで下さい。また故障・劣化の原因となる場合があります。故障等の調査であっても許可なく分解せず、返却頂き、調査解析依頼を願います。

紫外光を発光する製品について

紫外線LEDを使用する製品については、紫外光が目に直接又は光学系経由で入光すると危険ですので安全眼鏡などの入光しない対策をとってください。光の反射を受ける場合も同様に対策をお願いします。

フェール・セーフ設計、フォールト・トレラント設計

フェール・セーフとは部品やシステム等の故障によって本来の性能が機能しない時、システム全体として致命的な障害とならないように「安全側」に倒れるようにすることを指します。

故障が発生したとき、安全確保のため誤動作防止の意味でヒューズを働かせることもその事例にあたります。

機能・精度において信頼性、安全性が求められる用途には、特にこの措置を施し、システム・機器全体の安全設計にご配慮下さい。

また、故障や誤作動が発生してもシステムの機能が正しく維持されるべく、フォールト・トレラントを踏まえた設計をされる事を推奨します。特に耐故障性を要求される用途には冗長設計をご配慮下さい。

特殊な用途への使用に関して

貴社の製品、システムが高度な精度、信頼性、耐久性を要求するものである場合には、弊社標準品は貴社用途に該当しない場合がありえます。
例)高信頼性・安全性の用途

宇宙航空関連機器、原子力制御機器、軍事用目的の機器、医療精密機器、各種保安・安全に係る機器など用途について疑問がございましたら、弊社営業窓口まで事前にご確認をお願い致します。

フール・プルーフ設計

貴社の製品、システムの設計にあたっては、人が誤って不適切な操作を行っても危険を生じない、あるいは正常な動作を妨害されない設計をお願いします。

弊社では、本設計の不備による二次的な損害を含む被害に関しては損失のご請求に応じかねますのでご了承ください。

著作権

弊社カタログには著作権に係わる内容を含んでおります。無断で内容を複製利用されませんようお願いします。

必要があれば事前に弊社営業窓口までお問い合わせの程、お願申し上げます。